山村・Fazekas 研究室の佐藤優樹さん(M2)が、2022年12月15, 16,17日に済州島(韓国)で開催された研究集会「The 6th International Symposium on Mobile Internet Security」にてブロックチェーンの再生可能電力証明書への応用に関する研究についてポスター発表を行いました。
基研研究会・iTHEMS研究会 2022「格子上の場の理論と連続空間上の場の理論」参加報告(理論物理学研究室 湯本純)
博士後期課程2年の湯本です。標記の研究会にて「グラフ理論と位相不変量に基づくdoublerの最大個数についての考察」というタイトルで口頭発表を行いました。
当研究会は、格子上の場の理論に関する近年の理論的進展を主たるテーマとして、格子上の場の理論と連続時空上の場の理論の関係を理解することを目的に企画された研究会となります。開催日程は7/19-22の4日間で、対面で行われました。
https://www2.yukawa.kyoto-u.ac.jp/~lattice-qft2022/home.html
発表概要については以下の通りとなります。
格子ゲージ理論において、ダブリング問題はNielsen・二宮のno-go定理により定式化されている。しかし、離散化された一般次元多様体上におけるfermion自由度(doubler)の最大個数は、このno-go定理では説明することができない。したがって、離散化された一般次元多様体上におけるdoublerの最大個数について言及する新たな定理の構成が必要不可欠となった。この新たな定理の構成に向けた議論として、今回の発表では、(1)グラフ理論から着想を得た新たな格子Dirac演算子の解析方法、及びdoublerの個数が格子Dirac演算子の退化次数であることを説明する。(2)位相不変量であるBetti数に着目した新たな定理の予想とその考察について議論していく。
数理科学コースの4年次 伊藤ゆきのさんが10月17日から中欧のスロバキア(Comenius University)における留学を開始しました。
数理科学コースの4年次 伊藤ゆきのさん(山村・Fazekas 研究室)が理工学部の留学プログラム「グローバルイノベータ育成プログラム」に参加して10月17日から2023年1月中旬まで中央ヨーロッパのスロバキア(Comenius University, Faculty of Mathematics, Physics and Informatics)における留学に出発しました。
伊藤さんはスロバキアのブラチスラヴァに3か月滞在してデータサイエンスコースの授業科目を英語で受講して、伊藤さん自身のデータサイエンスに関する研究を進める計画です。研究活動のみならず、現地の友人を作りヨーロッパの文化を学んでさまざまな経験を積んで成長してくれると考えています。
数理科学コースの4年次 佐藤龍之介さんが6月から北米のカナダ(Memorial University of Newfoundland)における留学を開始しました。
数理科学コースの4年次 佐藤龍之介さん(山村・Fazekas 研究室)が秋田大学の派遣交換留学プログラムに参加して6月から2023年5月まで北米のカナダ(Memorial University of Newfoundland)における留学に参加しています。
佐藤さんはカナダのセントジョンズに約1年滞在してコンピュータサイエンスの授業科目を英語で受講する計画です。
勉強の他にも大学の寮のイベント(サバイバルゲーム)に参加したり、友人と共に1762年9月15日にイギリス兵がフランス兵を制圧したことがきっかけでフランスがイギリスに降伏した場所としても有名な名所の一つのSignal Hill National Historic Siteを訪れたりしています。
河上肇教授が出前講義を行いました
秋田県立大館国際情報学院高等学校1年生を対象に、「データサイエンス,AI,数学」と言うタイトルで出前講義を行いました。
日時: 2022年10月13日(木)15:10-16:00
対象: 1年普通科デジタル探究コース選択者
場所: オンラインで実施
講演会(6月9日13:00)のお知らせ
令和3年度成績優秀者表彰
令和3年度の成績優秀者を次の通り表彰しました(以下、学籍番号順、敬称略)。
北光会賞受賞
- 4年次 深浦 晴輝
北光会賞受賞者は、成績が優秀だった4年生の中からコース推薦された学生です。
数理科学コース成績優秀者
- 4年次 深浦 晴輝
- 2年次 齊藤 祐吾
数理科学コースでは毎年度、2年次および4年次の後期までの通算成績が優秀だった学生が成績優秀者として表彰され、次年度の在学生ガイダンスの際に表彰状と副賞が贈られます(4年次生が就職または他大学院へ進学の場合は年度末に贈呈)。
各位のさらなるご健闘を祈ります。
福山繭子准教授と村上英樹講師が加わりました
4月1日付で福山繭子准教授と村上英樹講師が加わりました。
今野咲彩さん、田口輝希さん、黄新昊さん、深浦晴輝さん(山村・Fazekas 研究室)が研究発表をおこないました
山村・Fazekas 研究室の今野咲彩さん(M2)、田口輝希さん(M1)、黄新昊さん(M1)、深浦晴輝さん(B4)が、2022年2月16,17,18日に京都大学数理解析研究所で開催された研究集会「論理・代数系・言語と計算機科学の周辺領域」にて研究発表を行いました。
それぞれの研究成果を発表し、他大学の研究者とともに意見交換を行いました。
今野咲彩さんは、「Left simple and left cancellative semigroups without idempotents」のタイトルで英語で発表を行いました。
田口輝希さんは、「Correspondence between down-up alternating permutations and increasing 1-2 trees」のタイトルで発表を行いました。
黄新昊さんは、「Slightly Improved Dynamic Algorithm for LIS」のタイトルで発表を行いました。
深浦晴輝さんは、「Diagrams over groups and small cancellation conditions」のタイトルで発表を行いました。
今後ともこの貴重な場に参加できるよう研究に励み、自分の説明能力を上昇し、そして、様々な考えや意見をいただいたことが発表会での大きな収穫でありました。
オンライン留学(国立台湾大学)報告(山村研究室 佐藤優樹)
2021年12月にNational Taiwan University(国立台湾大学)主催のオンライン講座(Fundamentals and Applications of AI Online Program)に今野咲彩さん、深浦晴輝さん、佐藤龍之介さん、清水康平さん、田口輝希さんと参加しました。オンデマンド型の講義で、AIについて学びました。
基礎理論から始まり、現在注目されている画像生成などの応用例について知ることができました。また実社会での応用としてドローンの自動操縦、建築現場での安全検査へのAI応用を学ぶことができました。オンデマンド型ということもあり、英語が苦手な僕でも何回か見直すことで問題なく受講することができました。英語はもちろんのことAIの知識も含めて、研究活動や就職活動に活かせる貴重な経験ができました。
佐藤優樹