数理科学講演会

日時: 4月15日14:30-15:30
場所: 理工学部6号館(総合研究棟)
講師: VESNA KILIBARDA 教授
   Department of Mathematics and Actuarial Science
   Indiana University Northwest(米国)
講演題目: Ends of Cayley Graphs for Semigroups

VESNA KILIBARDA 教授は代数学(特に群論、半群論分野)と数学教育を専門としておられます。
アメリカにおける数学の研究に興味のある方はご参加ください。どなたでも参加可能です。

問い合わせ: 山村明弘教授

令和5年度成績優秀者表彰

令和5年度の成績優秀者を次の通り表彰しました(以下、学籍番号順、敬称略)。

 北光会賞受賞

  4年次 齊藤 祐吾

北光会賞受賞者は、成績が優秀だった4年生の中からコース推薦された学生です。

 数理科学コース成績優秀者

  4年次 齊藤 祐吾
  2年次 木村 悠人

数理科学コースでは毎年度、2年次および4年次の後期までの通算成績が優秀だった学生が成績優秀者として表彰され、次年度の在学生ガイダンスの際に表彰状と副賞が贈られます(4年次生が就職または他大学院へ進学の場合は年度末に贈呈)。

各位のさらなるご健闘を祈ります。

令和6年度 高大連携授業(前期):「数学の謎と魅力」、「高校生のための地球環境学」の開講

高校生の皆さんに大学の講義を体験してもらう特別授業を開講しています。
数理科学コースでは「数学の謎と魅力」と「高校生のための地球環境学」の二つの講義を開講します。
詳しくは大学コンソーシアムあきたのホームページをご覧ください。
リンク: https://www.consortium-akita.jp/koudai/list.html?koudaigroup_id=101

深浦晴輝君(山村研究室・修士2年)が論文「 Sphericity of the Standard Presentation of Fibonacci Group」を発表しました

2023年2月に開催された研究集会「群・環・言語と計算機科学の周辺領域」において講演した内容をまとめたもので、深浦君の研究をまとめた内容です。

Sphericity of the Standard Presentation of Fibonacci Group
Haruki Fukaura, Akihiro Yamamura
数理解析研究所講究録 2265巻 (2023) pp. 15-19

数理科学コースが開催する講演会を開催します。

日 時: 2023年11月13日(月)14:30-15:15
場 所: 総合研究棟1階講義室
講演者: Panuwat Luangchaisri, Department of Mathematics, Faculty of Sciences, Khon Kaen University, Thailand
講演タイトル: Quasi-ideals and H-classes on the direct product of two semigroups

どなたでも参加いただけます。
詳しくは山村明弘(数理科学コース)までお問い合わせください。

サイエンスラボ「花と野菜に見出すフィボナッチ数」の開催

9月29日に秋田北高校1年生の7名がサイエンスラボ「花と野菜に見出すフィボナッチ数」(山村明弘教授担当)に参加しました。ガーベラの花びらの数を調べ、植物の形態に漸化式で定義されるフィボナッチ数が関連していることを確かめました。中国から留学してきた大学院修士2年生のオウムテイさんに中国のことなどについて語り合って楽しい時間を過ごしました。最後にパイナップルの味覚を調査しました。

サイエンスラボ「花と野菜に見出すフィボナッチ数」の開催

9月7日に由利高校2年生の8名がサイエンスラボ「花と野菜に見出すフィボナッチ数」(山村明弘教授担当)に参加しました。ヒマワリやパイナップルを調べ、植物の形態に漸化式で定義されるフィボナッチ数が関連していることを確かめました。

佐藤優樹君(山村研究室・2023年3月修士課程修了)が論文 “Decentralised Renewable Electricity Certificates Using Smart Meters and Blockchain” を発表しました。

Lecture Notes in Networks and Systems Vol.693 (2023) pp.983-990

2023年2月に開催された国際研究集会「International Congress on Information and Communication Technology」において講演した内容をまとめたもので、再生可能エネルギーへのブロックチェーンの応用に関する研究をまとめたものです。

 

「ビー玉ヒストグラム」の作成実験(オープンキャンパスにて)

7月29日にオープンキャンパスが開催されました。数理科学コースでは受付において、来訪者に「ビー玉ヒストグラム」の作成に協力をお願いしました。

データサイエンスを身近に感じていただくための実験で、来訪者の身長のばらつきを表すヒストグラムを実際に作るため、各来訪者に自身の身長のところのパイプにビー玉を一つ落としてもらいました。サンプル数が十分に大きければ正規分布に近づくはずです。

実際には、男女差があるので、ピークが二つになることも考えられますが、二つの分布の平均が標準偏差の2倍離れていなければ二山にはならないことが理論的に示されています。実験結果は微妙な感じになりました。

失敗したことは、来場者の中に子供の方もおられて154cm以下のところにもサンプルが結構あつまってしまいました。154cm以下にもう一つパイプをおけばよかったかもしれません。データ収集とその解析は実際にやってみると想定と違った結果になることもあるようです。