RIMSの参加報告

2020年2月17-19に、京都大学数理解析研究所にて研究集会「代数系、論理、言語と計算機科学の周辺II」が開催されました。
「Automata with One-way Jumping Modes」というタイトルで、山村-Fazekas-新屋研究室の星魁人君(M2)が30分間の発表を行いました。

感想:
文字列を非順序に読み取るOne-way jumping finite automataの読み方を一般のオートマトンに適用したモデルについて発表しました。自分の研究に興味を持ってくださった研究者がいたのが非常に嬉しかったです。
他の方の発表では、代数学・論理学・計算機科学だけで無く、暗号論や機械学習など多岐にわたる研究発表がありました。全てを理解することはできませんでしたが、研究の過程で学んだことに関するものもあったので参考になる部分もありました。


 
 

 
 

証明論と計算論のワークショップを開催します

3月23日(月)〜3月25日(水)の3日間,秋田大学総合研究棟1階教室にて証明論と計算論のワークショップを開催します.
会場情報や講演者情報・プログラムを下記のページにて公開しています.皆様どうぞ奮ってご参加ください.

https://sites.google.com/view/proof-computation-akita/home

参加申し込みは不要です.部分参加も歓迎です.
初日には入門的なチュートリアル講演もありますのでぜひ学部生の皆様も気軽にご参加ください.

秋田大学 数理科学コース 新屋良磨

 

国際研究会「KEK Theory workshop 2019」において 本コース教員三角樹弘が招待講演を行いました.

KEK Theory workshopは高エネルギー加速器研究機構(KEK)にて例年開催されており,素粒子論分野の国際研究会としては国内最大級のものになります.
今年は2019年12月3-6日に開催され,本コース教員三角樹弘が2015年に続いて2度目の招待講演を行いました.
講演は”Power of ZN-twisted boundary condition ~Resurgence and Continuity~”と題し,場の量子論の真空構造についての最新の理解が自身の研究成果を軸に解説されました.
講演スライドは以下の研究会HPからダウンロード可能です.

https://conference-indico.kek.jp/indico/event/80/overview

セミナーのお知らせ (講演者:弘前大学 江居宏美 先生) (*開始時間変更)

以下の要項で弘前大学の江居宏美准教授に講演をしていただきます.
参加申込などは不要です.学生のみなさんも奮って参加してください.

日時 12月20日(金) 17:00~18:40
場所 理工学7号館209室
題目 「 平面的な正 5 角形リングの折りたたみ問題について 」
要旨 合同ないくつかの正5角形を、辺が蝶番になるように環状につなげていくことによりできる離散的曲面を、正5角形リングという。「正5角形リングが平面的であるならば、蝶番の部分を折りながら1つの正5角形に折りたたむことができる」という定理を紹介する。
(小松和志氏(高知大)、林浩子氏との共同研究)

研究集会「実験計画法と符号および関連する組合せ構造」にて新屋良磨が招待講演を行いました.

11月14日〜11月16日に山口県湯田温泉にて行われた研究集会「実験計画法と符号および関連する組合せ構造」
http://manau.jp/onsn2019/
にて,本コース教員の新屋良磨が招待講演(1時間)を行いました.
招待講演では,形式言語理論の入門的な話題から始め,符号理論とオートマトン理論の関連を紹介し,ある未解決問題に対する講演者の最近のアプローチについて説明いたしました.

インターンシップ進路懇話会を開催しました

 数理科学コース インターンシップ進路懇話会では、本学の卒業生・修了生や求人状況にお詳しい外部の方を講師としてお招きし、現在のお仕事や就職活動を含む学生時代の様子、近年の求人状況の動向などについて講話を行っていただきます。進路について真剣に考え始めた学生に向けて、社会人としてのご経験を踏まえたアドバイスをいただき、数理科学を学んだ学生に対する社会や企業からの期待や要請に対する理解を深めることを目的とします。

 実施日時:令和元年11月20日(水)16:10~17:40
 開催場所:理工学部7号館209室

今年度の講師(ご講演順)
 林孝太郎 氏(秋田大学 学生支援・就職課)
 遠藤大暉 氏(トラベルデザイン株式会社)
 原田まな 氏(株式会社マイナビ)

数理科学(サイエンス社)2020年1月号「量子異常の拡がり」は本コース教員三角樹弘が特集取りまとめを行い, 巻頭言を兼ねた解説記事が掲載されます.

数理科学(サイエンス社)は数学や理論物理学において注目を集めているトピックの解説記事を掲載する雑誌です.
2020年1月号(2019年12月発売予定)では,近年「一般化された対称性」や「対称性に守られたトポロジカル相」などの
研究を通して理解が急速に進んだ「量子異常」とよばれる量子論特有の現象についての特集が組まれました.
本コース教員三角樹弘が取りまとめを行い,巻頭言を兼ねた解説記事「量子異常の拡がり -素粒子論から物性論まで-」を執筆しています.

https://www.saiensu.co.jp/search/?magazine_id=1&latest=true

 

第21回「特異点と時空,および関連する物理」研究会がカレッジプラザ講堂(明徳館ビル2階)にて開催され, 本コース教員三角樹弘が招待講演(90分×3)を行います.

特異点と時空,および関連する物理」研究会はは相対性理論の理論的側面を中心に,時空特異点およびその周辺分野の研究者の研究促進や新たな研究分野開拓を目的とした研究会です.
21回目にあたる今回は秋田市のカレッジプラザ講堂で開催され,本コース教員三角樹弘が「量子論のリサージェンス構造 -基礎から応用まで-」と題して招待講演を行います.

https://sites.google.com/view/singularity21/

日時:2019年12月26日(木)~ 28日(土)
会場 :カレッジプラザ 講堂 (秋田市中通2丁目1-51明徳館ビル2階)
参加費:無料
対象 :学生・教職員・一般
定員 :100名
参加登録締切: 2019年 12月1日(日)

申込方法やプログラムなどの詳細は上記リンクから見られます.
 

「能代高校の学部訪問(コース見学)」を実施しました。

実施日時:令和元年10月28日(火) 14:25〜 14:55
実施場所:理工学部7号館209室
担当者:田沼 慶忠

秋田県立能代高等学校の1年生12名の生徒が、学部訪問で数理科学コースへ見学に来てくれました。
物体の落下運動や電気回路といった簡単な例を題材に、微分と速度・電流の関係や、物理における考え方について一緒に学びました。「数学Ⅱ」や「物理基礎」をまだ学習してませんが、辛抱強く説明を聞き、質問に答えてくれました。

新潟・山形地区素粒子論グループ第24回合宿研究会にて大学院生が研究発表を行いました.

10/25-27に新潟県少年自然の家(新潟県胎内市)で開催された新潟・山形地区素粒子論グループ第24回合宿研究会にて,本コース理論物理学研究室三角グループ博士前期課程2年,小原賢君,塚本尚輝君が口頭研究発表を,同1年湯本純君がポスター研究発表を行いました.この研究会は新潟大学,山形大学,秋田大学,東北大学,上越教育大学の素粒子論分野の教員・学生40名ほどが参加する合宿型研究会です.

小原君は「摂動を加えた系におけるゲージ・重力対応」と題して,ゲージ・重力対応の最も重要な例であるAdS/CFT対応(反ドジッター時空/共形場理論対応)が,それぞれの理論に摂動を加えた場合にも成り立つか否かという問題を議論しました.1次の摂動計算について一致が確認された先行研究について紹介した後,2次以上の摂動についても対応を確認する手法を提案し,特に量子もつれエントロピーに基づく比較法について考察を加えました.

塚本君は「場の量子論におけるゼータ関数正則化の妥当性について」と題して,場の量子論の発散量を扱う際のリーマンゼータ関数正則化の有効性をラマヌジャン総和法とベルヌイ数の観点から考察し,ディリクレ境界条件下の一般次元カシミールエネルギーの計算においてそれを確認しました.また,ねじれた境界条件下においてもゼータ関数正則化とラマヌジャン総和法の一致を示すための計算を行いその結果を示しました.

湯本君は「ニールセン・二宮の定理とドメインウォールフェルミオンの再考察」と題して,格子上で場の量子論を記述する際に生じるフェルミオン・ダブリング問題とその位相幾何学的定式化であるニールセン・二宮のno-go定理を紹介し,その解決法であるドメインウォールフェルミオンについて「対称性で守られたトポロジカル相(トポロジカル絶縁体)」の観点を取り入れて考察しました.また4次元トーラス以外の時空上に格子フェルミオンを定義してダブリング問題を解消する手法を議論しました.