地球化学分野の国際学会「Goldschmidt 2026」で口頭発表を行いました

秋田大学 大学院理工学研究科
数理・電気電子情報学専攻
姉石 也々子

 2026年7月12日から17日にかけて、カナダのモントリオールで開催された地球化学分野の国際学会「Goldschmidt 2026」に参加し、口頭発表を行いました。
 私はデータ駆動型のアプローチによる固体地球の研究をテーマとするセッションで、「Uncertainty evaluation and calibration of neural network regression for melt viscosity」という題目で、ニューラルネットワークによるケイ酸塩メルトの粘性予測とその不確実性の評価・校正について発表しました。
 特に印象に残ったのは、英語での質疑応答の難しさです。事前に想定される質問や回答を準備していましたが、実際に質問の意図を理解し、その場で英語で回答することの難しさを実感しました。また、口頭発表やポスター発表で活発な議論が交わされている様子から、研究成果を発表するだけでなく、研究者同士が意見を交換することで、理解を深め、視野を広げることの重要性を学びました。初めての海外渡航・学会発表ということもあり、とても緊張しましたが、世界各国の研究者を前に英語で自分の研究を発表することは、大変貴重な経験になりました。
 発表後には、モントリオールの街を観光し、現地の文化や街並みにも触れることができました。看板や商品のパッケージなどはフランス語と英語の2か国語で表記されていて、カナダならではの雰囲気を感じました。
 今回の学会参加を通じて、自分の研究内容への理解を深めるとともに、機械学習の地球化学分野への応用について、最先端の研究に触れることができました。この経験を今後の研究活動や修士論文の執筆に生かしていきたいと思います。
 学会参加にあたり、ご指導くださった先生をはじめ、渡航や発表に際して様々な面で支えてくださった方々に感謝申し上げます。

写像による多様体の可視化勉強会 フレッシュマンセミナー7 を開催し、本コースの学⽣が講演しました。

9 ⽉ 18 ⽇(⾦)に写像による多様体の可視化勉強会 フレッシュマンセミナー7 が⾏われ、数理科学コース 4 年の千⽥圭介さん、修⼠ 1 年の梅⽥愛佳さん、⼤貫澪⾳さんと⼩林真⼈准教授が講演しました。他⼤学の研究者も参加し活発な議論がなされました。

山村-Khaing研究室のメンバーYasmine A. Coulibalyさんが国際学会「5th World Conference on Information Systems for Business Management」で発表しました。

山村-Khaing研究室のメンバーYasmine A. Coulibalyさんが国際学会「5th World Conference on Information Systems for Business Management」(2026/9/17-19)で「An Explainable Temporal Autoencoder Framework for Anomaly Detection in Accounting Journal Entries」のタイトルで発表しました。彼女の会計処理における異常検知への機械学習の応用と説明可能AIに関する研究です。

サイエンスラボ「正多面体から視る4次元の世界」を開催しました

9月3日(木)に秋田県立由利高等学校理数科の2年生11名が「サイエンスプログラム」として本学部を訪れ、実験・実習と学部説明を行いました。
実験・実習では、サイエンスラボの中から3つのテーマを選択いただき、大学での研究につながる高度で先端的な分析機器や手法を体験しました。数理科学・地球環境学コースでは7名が「正多面体から視る4次元の世界」(橋爪惠助教)へ参加しました。普通には理解しにくい4次元の世界を、その影を見ることでイメージするという目標に対して、正120胞体の影を実際に作ってみることでその仕組みを理解し、4次元を視てみました。

総合環境理工学部 環境数物科学科 数理科学・地球環境学コースの教員が秋田県立大曲農業高等学校にて令和8年度 DX 授業「未来を見通すデータサイエンス」を実施しました。

令和8年7月3日(金)秋田県立大曲農業高等学校にて令和8年度 DX 授業「未来を見通すデータサイエンス」を実施しました。本講義は数理・データサイエンス・AI教育の一環として橋爪惠助教が講師を務め、秋田県立大曲農業高等学校の2年生68名が受講しました。
授業は2クラスに分かれて行われ、データの可視化について考え、その場でデータをさまざまなグラフにしてどのようなことが読み取れるのかを調べました。また、データ解析も行い、まだデータを得られていない未来のデータも予測しました。

発展方程式に関する研究会開催のお知らせ

このたび、下記のとおり発展方程式(evolution partial differential equations)に関する研究会を開催いたします。本研究会では、発展型偏微分方程式の理論や解析手法に関する最新の研究成果について議論を行います。

研究会で扱う主なテーマは、拡散方程式、熱方程式、勾配流、曲線流、シュレーディンガー作用素、準地衡方程式、および運動論(ボルツマン方程式)などです。

発展方程式や関連分野に関心のある方のご参加を歓迎いたします。

日時: 令和8年(2026年)2月20日(金) ~ 2月21日(土)
場所: 秋田大学手形キャンパス 教育文化学部5号館2階5-209
対象: 発展方程式および関連分野に関心のある方

詳細なプログラム等につきましては、下記をご参照ください。

Workshop on Evolution Partial Differential Equations

We are pleased to announce a workshop on evolution partial differential equations, to be held as indicated below. This meeting will discuss recent developments and analytical methods in the theory of evolution PDEs. The main topics of the meeting include the diffusion equations, heat equations, gradient flows and curve flows, Schrödinger operators and the Schrödinger equation, surface quasi-geostrophic equation, and kinetic theory (Boltzmann equation), among others.

We welcome the participation of anyone interested in evolution PDEs and related areas.

Date: February 20 (Fri) – February 21 (Sat), 2026
Venue:5-209, 2nd floor, Building 5, Faculty of Education and Human Studies, Tegata Campus, Akita University
Audience: Anyone interested in evolution PDEs and related areas

Please refer to the details below for the full program.

https://sites.google.com/view/akita-2026winter/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0

「秋田発展方程式研究会2026冬」

日時:令和8年(2026年)2月20日(金) ~ 2月21日(土)
場所:秋田大学手形キャンパス 教育文化学部5号館2階5-209

講演者 (敬称略):
●2月20日(金)
1)14:50~15:40 赤木剛朗(東北大学)「Asymptotic analysis of fast diffusion in thin annuli」
2)16:00~16:50 岡部真也(東北大学)「Recent progress on ideal curve flows for planar closed curves」
3)17:10~18:00 小澤徹(早稲田大学)「時空運動群の作用で不変な偏微分作用素」
●2月21日(土)
4)10:00~10:30 岡崎大輝(東北大学)「粘性表面準地衡方程式の解の一意性」
5)10:45~11:35 鄧定群(秋田大学)「Uniqueness of the weak solution to the non-cutoff Boltzmann equation」

環境数物科学科 数理科学・地球環境学コース 橋爪 惠 助教が秋田県立横手清陵学院高等学校にて令和7年度 DX に関する生徒研修III 「生成AIの仕組みと安全な活用」を実施しました。

2月3日(火)午後、秋田県立横手清陵学院高等学校 清陵ホールにて令和7年度 DX に関する生徒研修III「生成AIの仕組みと安全な活用」を実施しました。本講義は数理・データサイエンス・AI教育の一環として理工学研究科および総合環境理工学部 環境数物科学科の橋爪 惠 助教が講師を務め、秋田県立横手清陵学院高等学校の普通科2年生97名が受講しました。講義では、生成AIの仕組みと安全な活用の注意点、生成Aとの付き合い方についての講義の後、実習として生成AIを使って自己P Rを作りました。自己PRは入試や就職活動で使うということもありとても盛り上がりました。

環境数物科学科 数理科学・地球環境学コース 橋爪 惠 助教が秋田県立横手清陵学院高等学校にて令和7年度 DX に関する生徒研修II 「身近なデータで世界を読み解く~アンケートから始めるデータサイエンス~」を実施しました。

12月9日(火)午前、秋田県立横手清陵学院高等学校 清陵ホールにて令和7年度 DX に関する生徒研修II「身近なデータで世界を読み解く~アンケートから始めるデータサイエンス~」を実施しました。本講義は数理・データサイエンス・AI教育の一環として理工学研究科および総合環境理工学部 環境数物科学科の橋爪 惠 助教が講師を務め、秋田県立横手清陵学院高等学校の普通科1年生51名が受講しました。講義では、その場でアンケートを取り、その集計結果をさまざまなグラフにして説明がなされました。今後、自分たちで問題に取り組むときにはどのような目的でどのようなアンケートをとって、どのような集計をするのかについて考えなければならないことを一緒に考えました。

環境数物科学科 数理科学・地球環境学コース 橋爪 惠 助教が秋田県立大曲農業高等学校にてデータサイエンス特別授業「データ可視化! データサイエンスで視る科学の世界」を実施しました。

11月14日(金)午後、秋田県立大曲農業高等学校講義室にてデータサイエンス特別授業「データ可視化! データサイエンスで視る科学の世界」を実施しました。本講義は数理・データサイエンス・AI教育の一環として、理工学研究科および総合環境理工学部 環境数物科学科の橋爪 惠 助教が講師を務め、秋田県立大曲農業高等学校の2年生67名が受講しました。講義では、データの可視化と少しの統計量について簡単に説明がされ、実際にサンプルデータでいくつかのグラフを作る練習(Google スプレットシート)を行い、その見方を考察。その後、農業データを用いてグラフを作成し、どのようにデータが見られるかを考えました。

令和7年度後期 高大連携授業「整数論と暗号理論」を開催しました

高大連携授業「整数論と暗号理論」を開催しました!
令和7年11月16日、後期の高大連携授業「整数論と暗号理論」をオンラインで開催しました(担当:数理科学・地球環境学コース 山村明弘教授)。
本来は手形キャンパスで対面授業を予定していましたが、周辺でクマの出没が多発していたため、安全を考えてオンラインに切り替えました。キャンパス見学を楽しみにしていた皆さんには、残念な思いをさせてしまい申し訳ありません。
今回の授業は、数理・データサイエンス・AI教育の一環として、情報セキュリティの基礎を学ぶ内容です。
インターネットやスマホを安全に使うために欠かせないのが「暗号技術」。その基盤には、実は純粋数学が深く関わっています。
授業では、整数論の応用として有名なRSA暗号を取り上げ、

  • 素因数分解
  • ユークリッドの互除法

といった数学の基本を学びました。
「数学って暗号と関係あるの?」と思った人も、きっと新しい発見があったはずです!