インテグラル(数理科学コース誌・毎年発行)
数理科学コースでは毎年4月にコース誌「インテグラル」を発行しています。過去の「インテグラル」から、教員からのメッセージ記事を掲載します。
Vol.8(2021年4月1日発行)
- 「1年がどんどん短くなる」(2021年度コース長・河上肇)
大学に入って大学院博士前期課程 (修士課程) を出るまでに6年かかります。大学院を卒業 (正確には修了) する学生さんに、「大学に入ってからの6年間は小学校の6年間と同じ長さなんだけど、どう ?」と聞いたら、・・・ - オススメの大学生・大学院生生活(数理科学コース教員・橋爪惠)
こんにちは、2020年10月から秋田大学数理科学コースに着任した橋爪惠と申します。どうぞよろしくお願いします。ここでは私が大学、大学院生だった頃を思い返して皆さんにオススメしたい学生生活について書きます。・・・ - オンライン研究生活(数理科学コース教員・新屋良磨)
私の専門である計算機科学の分野では、世界中から研究者が集まり講演・議論する場となる「国際会議」に論文を投稿して採択されることが重要視されています。2020年度は私は2本の研究論文が国際会議に採択され、・・・
Vol.7(2020年4月1日発行)
- 関連付ける能力(2020年度コース長・河上肇)
筆者は数学を専門にしていますので、入学された皆さんに大切だと思って欲しい数学の学力について述べてみたいと思います。数学の学力と言うと、真っ先に思い浮かぶのは問題を解くことではないかと思います・・・ - 意味、価値、正しさ(数理科学コース教員・中江康晴)
「数学の研究には『意味』と『価値』があるよね」という研究室の先輩の言葉を、ふと思い出すことがあります。この二つの言葉が指し示すものは、数学の、特に研究の立場からはどうみえるでしょうか・・・
Vol.6(2019年4月1日発行)
- 「わからない」を楽しむ心、待つ力(2019年度コース長・小野田勝)
多くの皆様からのご支援に支えられ、数理科学コースも無事に発足から6年目を迎えることができました。この場を借りてお礼申し上げます。昨年度は2期生を世に送り出し・・・ - 生命の連鎖、生きているということ(数理科学コース教員・河上肇)
宇宙が誕生したのは今から約138億年前(それ「以前」って?)、地球が誕生したのは約46億年前です。地球上に生命が誕生したのは少なくとも38億年前、以後途切れることなく生命の歴史は続いて来ました・・・ - 「数学とは何か」(数理科学コース教員・田沼慶忠)
100万ドルの懸賞金がかけられている7つの問題の1つである「リーマン予想」が証明したという主張が、昨年ニュースになりました。「リーマン予想」とは、 数学者ベンハルト・リーマンが提唱した・・・
数理科学コース「インテグラル」表紙