平成27年6月1日、数理科学コースに三角 樹弘(ミスミ タツヒロ)先生が着任しました。
専門分野は素粒子論、場の量子論です。数理科学コースの専門科目として、物理数学と解析力学などを担当されます。
秋田大学理工学部 数理・電気電子情報学科
平成27年6月1日、数理科学コースに三角 樹弘(ミスミ タツヒロ)先生が着任しました。
専門分野は素粒子論、場の量子論です。数理科学コースの専門科目として、物理数学と解析力学などを担当されます。
小林研究室・アドバンスコース3年生の岡部秀平くんが3月に弘前大学で研究発表を行いました。以下、岡部くんからのレポートです。
3月16日、弘前大学にて愛知教育大学と秋田大学を交えて3大学合同のセミナーが開催されました。幾何学という共通のテーマを持つ各大学の学生が互いに研究内容を発表し、意見交換や検討会を行いました。
私は、閉曲線の外接矩形の回転による中心の軌跡に焦点を当て、閉曲線の形との因果関係を探る実験的研究について発表しました。普段とは見方を変え、数学のモース理論を用いて論理的にアプローチする方法をアドバイスしていただき、今後研究を進めていく上で非常にプラスになりました。
(報告 岡部秀平)
また、「岡部君の発表は、とても興味深い話題で、今後の進展に期待している。また、参加学生、大学院生にも大いに刺激になった」とのコメントをセミナー主催者からいただきました。
情報処理学会第77回全国大会(3/17-19、京都大学吉田キャンパス)において、千川原寛之君(山村研究室・修士2年)が「One-way jumping finite automata」というタイトルで、オートマトンの新しいクラスを提案し、その形式言語的な特徴とクロージャー性質、既存の形式言語との比較について研究発表を行いました。
また、千川原寛之君は大会学生奨励賞を受賞し表彰されました(次のリンクをご覧下さい)。
小野田研究室・修士1年の種田敏大君が、以下の学会で研究発表を行いました。
ポスターセッションにて「三叉路型フォトニック結晶導波路における光渦および界面モードの伝搬特性に関する数値解析」のタイトルで、三叉路型のフォトニック結晶導波路において光渦と界面モードが混成した場合の伝搬特性について発表を行いました。
ポスターセッションにて「周期構造中の光渦および界面モードを利用した伝搬制御に関する数値解析」のタイトルで、周期構造中の光渦や光渦を伴う構造間の界面モードを利用した特異な伝搬制御の可能性について発表を行いました。
国際研究集会「International Conference on Soft Computing and Software Engineering」
(3/5-6, University of California at Berkeley、米国)において、加藤 光君(山村研究室・修士1年)が「Analysis of a Monte Carlo Tree Search in Knight-Amazons」というタイトルで組合せゲームKnight-Amazonsにおける必勝手順とモンテカルロ木探索の有効性について発表を行いました。
また、加藤君はStudent Travel Awardを受賞し表彰されました。
研究集会「代数系・論理・言語と計算機科学の新たな接点」(2/16-18、京都大学数理解析研究所)、及び、研究集会「Mini Workshop in KSU 2015」(2/19、京都産業大学)で学生が発表を行いました。
高橋 亮君 (山村研究室・アドバンスコース3年生)
「Study of 3D L-systems」というタイトルでLシステムによる雪の結晶の3次元成長シミュレーションについて発表をおこないました。
千川原寛之君(山村研究室・修士2年)
「One way jumping finite automata」というタイトルで、新しい形式言語クラスとそのClosure propertyについて発表を行いました。
山村研究室4年次生の佐々木翔平君が2つの競技プログラミング大会に参加しました。競技プログラミングとは、与えられた問題に対しいかに早く正確にプログラムを書くかを競うプログラミングの大会です。
オンライン予選は学生32位で通過しましたが、会場で行われる本選は序盤のミスにより残念ながら85位となってしましました。
CODE THANKS FESTIVAL 2014はCODE FESTIVALの予選であり、A日程では100名ほどの参加者が集まりました。お菓子を食べつつ全力を尽くし、5問正解の27位となりました。