堀川航洋君(山村研究室・平成29年3月修士修了)が論文を発表しました

堀川航洋君(山村研究室・平成29年3月修士修了)が論文
 「属性ベース署名を用いた匿名シングルサインオンの提案 」
を発表しました。

数理解析研究所講究録 2051巻 pp.158-167 (2018)

研究集会「言語、論理、代数系と計算機科学の展開」で講演した内容をまとめたもので、ネットワーク社会で必要とされるシングル・サインオンに関する情報セキュリティの研究成果です。サイバー空間においてユーザが自身の身分を証明するIDやパスワードを一つにまとめて利便性を高める必要性が求められている。本研究では、属性ベース署名を基礎として柔軟性に富んだ新しいシングル・サインオンを構成し、その安全性を解析しました。

津谷航平君(山村研究室・平成29年3月修士修了)が論文を発表しました

津谷航平君(山村研究室・平成29年3月修士修了)が論文
 「Firefly Algorithm for Uncapacitated Facility Location Problem and Number of Fireflies」
を発表しました。

数理解析研究所講究録 2051巻 pp.149-157 (2018)

研究集会「言語、論理、代数系と計算機科学の展開」で講演した内容をまとめたもので、群知能(昆虫や鳥などの集団行動を模倣した人工知能)の一つであるホタルのアルゴリズムを最適化問題である施設配置問題に応用する研究成果です。ホタルのアルゴリズムと、それに局所探索を組み入れたアルゴリズムを、最適化問題に応用した際のパフォーマンスを検討し、アルゴリズムを実行する際に最適なホタルの数について調査しました。

データ分析コンテストで学生が入賞しました.

奥山健人君(理論物理学研究室・三角グループ学部3年)がマクロミル主催の「データ分析に基づいたマーケティング戦略立案コンテスト2017」に出場し、決勝進出・ANA分析部門第2位という高成績を残しました.

本コンテストは、学生がマーケティング戦略立案やデータ分析に触れる機会の提供と近年需要が拡大する「データを活用し課題を解決できる人材」の育成を目的として、マーケティングリサーチ会社マクロミルが主催しています.
https://www.macromill.com/s/marketing-strategy/

今年度は全国から121チームが参加し、全日空(ANA)のマーケティングデータを活用した「若者の搭乗率向上施策」が課題の一つとなっていました。
奥山君は秋田・東京の2拠点計6人のチームリーダーとして、データを活用した戦略立案と決勝でのプレゼンテーションを行い、ANA分析部門2位という成果を上げました.
https://www.macromill.com/press/info/20171214.html

大学コンソーシアムあきたの高大連携授業を, 秋田県立大曲高等学校で行いました。

11月11日に,大学コンソーシアムあきたの高大連携授業を,秋田県立大曲高等学校で行いました。
「数理科学の威力と魅力」というタイトルで,
素粒子物理学の授業(「数理科学により見えてきた自然の真の姿」)を三角樹弘講師が,
幾何学分野の授業(「見えないものの形を探る」)を小林真人准教授が行いました。

インターンシップ進路懇話会を開催しました

数理科学コース インターンシップ進路懇話会では、主に本学の卒業生や修了生を講師としてお招きし、現在のお仕事や就職活動を含む学生時代の様子について講話を行っていただきます。進路について真剣に考え始めた学生に向けて、社会人としてのご経験を踏まえたアドバイスをしていただくことを目的としています。

 実施日時:平成29年11月9日(木)
      14:30〜16:00(懇話会)
      16:15〜17:15(交流会)
 開催場所:理工学部7号館209室

今年度の講師
 石川将樹 氏(株式会社日立ソリューションズ)
 泉澤悠介 氏(DOWAテクノロジー株式会社)
 原田まな 氏(株式会社マイナビ)

三角先生の論文がPhysical Review B(American Physical Society)のEditor’s Suggestionに選ばれました.

“New class of flat-band models on tetragonal and hexagonal lattices: Gapped versus crossing flat bands”
Tatsuhiro Misumi and Hideo Aoki
Phys. Rev. B 96, 155137
https://journals.aps.org/prb/abstract/10.1103/PhysRevB.96.155137

Editor’s Suggestionは特に興味深い論文をEditorが選定して,雑誌のトップページで紹介する制度です.
本研究は東大/産総研の青木秀夫教授との共同研究に基づいており,高温超伝導やトポロジカル物質の模型として期待される「平坦バンド模型」の一般的構成法が示されています.

日本物理学会2017年秋季大会で学生が研究発表を行いました

理論物理学研究室

・菅野勇輝君(小野田グループ・修士2年)が
「二次元トポロジカル・フォトニック結晶における界面モード群速度の選択的制御に関する理論解析」
というタイトルで光ヘリカルエッジモードを利用した三叉路型導波路における非対称伝播について発表を行いました。

・土門慎太朗君(小野田グループ・修士2年)が
「トポロジカル絶縁体二重スピンフィルター模型におけるスピン干渉効果に対する入射角依存性」
というタイトルで当該フィルターへの入射角依存性を利用したスピン制御の可能性について発表を行いました。

オープンキャンパスを開催しました

2017年7月29日(土)に秋田大学オープンキャンパスが開催され、数理科学コースは理工学部1号館で展示を行いました。

各研究室の展示の他、数理科学コースの1年生が初年次ゼミで学習した内容の説明を行いました。

多くの方にご来場いただき、ありがとうございました。