藤原孝一先生(秋田県教育庁)、伊藤成年先生(秋田大学高大接続センター)の講演が行われました

平成29年6月13日(火)に、新入生の初年次ゼミの一環として、秋田県教育庁の藤原孝一先生と、秋田大学高大接続センターの伊藤成年先生の講演が開催されました。

藤原先生はご自身の経験と現在の教育庁での仕事に就くまでの経緯についてお話をされました。

伊藤先生は、秋田県の高校の教員を長く務められ、秋田高校の校長などを歴任されたのちに秋田大学高大接続センター教員に赴任されました。ご自身の教員生活での経験を踏まえた数学を学ぶことの意義についてのお話があり、またそれを理解するための問題演習などが行われました。

藤原孝一先生(秋田県教育庁)

伊藤成年先生(秋田大学高大接続センター)

瀬々先生(横手清陵学院高等学校)の講演が行われました

平成29年5月16日(火)に、数理科学コース1年生の科目である初年次ゼミ「数理科学の世界」の中で、キャリアパス教育の一環として横手清陵学院高等学校の瀬々先生の講演が行われました。

瀬々先生が「博士号教員」として秋田に赴任するまでのお話や、研究者としてのお話、そして現在の高校教員になるためのキャリアパスから、新指導要領によって大きく変わる点などについてのお話があり、それを実感するためのグループ学習が行われました。また近年世界的に話題になっているSTEM教育(Science, Technology, Engineering, Mathematicsに関する教育)についてのお話がありました。

瀬々先生の講演のスライドは以下から見ることができます。

瀬々先生講演スライドファイル

「数理科学コースのための進路・就職を考える講座」を開催しました。

(株)リクルートキャリアより尾留川氏を講師にお招きし、卒業後の進路を見据えて学生の皆さんに知っておいて欲しい情報についてお話しいただきました。

開催日時:平成29年5月17日(水)12:50~14:20
開催場所:理工学部7号館209室

<主な内容>
・理系学生の進路 ー学士卒・修士卒を取り巻く状況の違いー
・先輩たちの採用動向と今後の動向の予測
・就職活動における準備について
・簡易適正検査

 

秋田数理科学勉強会(Akita Mathematical Sciences Interest Group:AMSIG) のセミナー活動のご案内

秋田数理科学勉強会(AMSIG)では、国際教養大学と秋田大学を会場にして数理科学に関する勉強会を開催しています。
セミナー開催の活動スケジュールは AMSIG のホームページで確認できます。
秋田市周辺に在住で、数理科学に興味を持つ方々の参加をお待ちしております。奮ってご参加ください。参加申し込みなどの
手続きは必要ありません。不明点があれば以下にご連絡ください。

国際教養大学(Akita International University) Attila Egri-Nagy
秋田大学(Akita University) Szilárd Zsolt Fazekas

 

津谷航平君(山村研究室・平成29年3月修士修了)が論文を発表しました

津谷航平君(山村研究室・平成29年3月修士修了)が論文
「Application of the firefly algorithm to the uncapacitated facility location problem」
を発表しました。

Journal of Intelligent & Fuzzy Systems, Vol. 32, No. 4, pp. 3201-3208 (2017)

国際研究集会「The International Symposium on Intelligent Systems Technologies and Applications (ISTA’16) 」で講演した内容をまとめたもので、群知能(昆虫や鳥などの集団行動を模倣した人工知能)の一つであるホタルのアルゴリズムを最適化問題である施設配置問題に応用する研究成果です。ホタルのアルゴリズムと、それに局所探索を組み入れたアルゴリズム、さらにもう一つの群知能ABC(ミツバチの採餌行動に基づいた人工蜂コロニーアルゴリズム)の3つを、最適化問題に応用した際のパフォーマンスを比較検討を行いました。

 

数理科学コース成績優秀者表彰

平成28年度 数理科学コース成績優秀者を次の通り表彰します(以下、学籍番号順、敬称略)。

・2年次 樋口 将太
・2年次 村上 梢恵

数理科学コースでは毎年度、2年次および4年次の後期までの通算成績が最も優秀だった学生が成績優秀者として表彰され、次年度の在学生ガイダンスにて表彰状と副賞が贈られます(4年次生が就職または他大学院へ進学の場合は年度末に贈呈)。
なお、平成28年度は数理科学コース4年次生はまだ在学していないので、2年次生の中から成績上位2名を選出しました。
お二人のさらなるご健闘を祈ります。

 

 

研究集会「Integrative Methods of Inquiry in Education: SYMMETRY」(3/29-30、国際教養大学)で学生が発表を行いました

3月29,30日に、国際教養大学で開催された国際研究集会Integrative Methods of Inquiry in Education: SYMMETRYにおいて、今野咲彩さん(数理科学コース2年)が「The difference of the class makes carelessness」という題目で数学教育に関する発表を行いました。

【今野さんの感想】
高校と大学の数学の授業の違いについて「The difference of the class makes carelessness 」というテーマで20分程プレゼンテーションを行い、高校と大学の数学の授業ついて、様々な授業環境の違いが新入生の勉強に対する気の緩みを生んでいると考えたことと、学生のモチベーションも高校時代と大きく異なり将来設計や新たな目標について考える時間をとることが新入生には必要であると話しました。

英語で発表するのは初めてで、私以外の人は先生方ばかりだったので、とても緊張しました。しかし本番では、楽しんで発表ができたと思います。先生方のプレゼンを聞く貴重な経験もできました。英語がもっと分かっていたらもっと聞けたのにという悔しい思いもありました。昨年10月に初めてTOEICを受けたときのスコアは475点でした。しかし、TOEIC講座や、自主学習を通して、今年1月末には630点を獲得できました。やればやるだけ点数は延びると実感したので、まだまだ諦めないで頑張ろうと思います。

プレゼンを作る段階では、秋田大学の先生方に多く助けて頂きました。今回のプレゼン作成から発表を通して、自分の英語表現の弱さに気づいたり、専門分野への興味を掻き立てられたり、多くの先生とお話しをする機会を得られたり、たくさんの刺激を頂きました。
これからまた頑張っていこうと思います。