投稿者「tani」のアーカイブ
数理科学コース成績優秀者表彰
研究集会「Integrative Methods of Inquiry in Education: SYMMETRY」(3/29-30、国際教養大学)で学生が発表を行いました
3月29,30日に、国際教養大学で開催された国際研究集会Integrative Methods of Inquiry in Education: SYMMETRYにおいて、今野咲彩さん(数理科学コース2年)が「The difference of the class makes carelessness」という題目で数学教育に関する発表を行いました。
【今野さんの感想】
高校と大学の数学の授業の違いについて「The difference of the class makes carelessness 」というテーマで20分程プレゼンテーションを行い、高校と大学の数学の授業ついて、様々な授業環境の違いが新入生の勉強に対する気の緩みを生んでいると考えたことと、学生のモチベーションも高校時代と大きく異なり将来設計や新たな目標について考える時間をとることが新入生には必要であると話しました。
英語で発表するのは初めてで、私以外の人は先生方ばかりだったので、とても緊張しました。しかし本番では、楽しんで発表ができたと思います。先生方のプレゼンを聞く貴重な経験もできました。英語がもっと分かっていたらもっと聞けたのにという悔しい思いもありました。昨年10月に初めてTOEICを受けたときのスコアは475点でした。しかし、TOEIC講座や、自主学習を通して、今年1月末には630点を獲得できました。やればやるだけ点数は延びると実感したので、まだまだ諦めないで頑張ろうと思います。
プレゼンを作る段階では、秋田大学の先生方に多く助けて頂きました。今回のプレゼン作成から発表を通して、自分の英語表現の弱さに気づいたり、専門分野への興味を掻き立てられたり、多くの先生とお話しをする機会を得られたり、たくさんの刺激を頂きました。
これからまた頑張っていこうと思います。
研究集会「Mini Workshop 2017 on Algebraic Systems and Theoretical Computer Science」(2/23、京都産業大学)で学生が発表を行いました
2月23日に、京都産業大学で開催されたMini Workshop 2017 on Algebraic Systems and Theoretical Computer Scienceにおいて、
「Application of Firefly Algorithm to Uncapacitated Facility Location Problem」、
「Proposal of Anonymous Single Sign-on using Attribute-based Signature」、
「Basics of Neural Networks」
という題目で、山村-Fazekas 研究室の津谷君、堀川君、佐藤君がそれぞれ15分間の発表を行いました。
【感想】
・津谷航平、堀川航洋
英語の発表も3度目となりましたが、自身の英語力のなさを改めて実感する発表となりました。その場で話す文章を考えることは難しいので原稿に頼らなければいけなかったり、質問に対する返答がうまくできなかったりと、更なる言語学習の必要性を感じました。また、他の参加者の発表では、暗号理論に関わるものなど興味を惹かれるものが多くありました。
京都産業大学には散策できるような場所も多くありました。特に気になったのは神山天文台でしたが、休業中だったため利用できませんでした。普段は荒木望遠鏡を使って月やアルビレオを見ることができるようです。キャンパスが広大なため、見ることが叶わなかった部分もあったので、また改めて訪れてみたいと思います。
・佐藤達彦
今回の研究会は主にオートマトンや立方体、数理モデル等の数学に関する発表を主体とした研究会でした。その中で、自身の研究としてそのような数理モデルを利用した機械学習の一つであるニューラルネットワークについて、その仕組みと実際の学習について英語で発表させていただきました。発表会に出席された方の分野と若干のずれがあったことと、英語での発表に不慣れであったことから、反省すべき点が多くみつかりました。ここでの経験を次回の学会に反映させたいと考えています。研究会ではスライドとスピーチの両方が英語で行われていたこともあり、余り十分な理解をすることができませんでした。前日の発表会ですでに説明を受けていたPalindrome compressedに関する発表等は少しばかり理解することができましたが、理論的な話に関してはおおよその概形をつかむことも難しく感じられました。英語の学習、および数理分野への理解を深める事の必要性を、今回の研究会からは感じました。これらの事をこれからの学習へと活かして行きたいと考えています。
RIMS研究集会「言語、論理、代数系と計算機科学の展開」で学生が研究発表を行いました
2017年2月20日から22日にかけて、京都大学数理解析研究所にて「言語、論理、代数系と計算機科学の展開」研究集会が開催されました。
「容量制約なし施設配置問題へのホタルのアルゴリズムの適用(Application of Firefly Algorithm to Uncapacitated Facility Location Problem)」と「属性ベース署名を用いた匿名シングルサインオンの提案(Proposal of Anonymous Single Sign-on Using Attribute-based Signatures)」
という題目で、山村-Fazekas 研究室の津谷君と堀川君がそれぞれ15分間の発表を行いました。
【感想】
・ 津谷航平
群知能の一つであるホタルのアルゴリズムを最適化問題である施設配置問題に応用する研究について発表しました。
行きの飛行機の欠航などトラブルはありましたが無事発表を終えることができました。研究集会は「言語、論理、代数系と計算機科学の展開」ということで、多岐にわたる研究発表が見られました。全てを理解することはできませんでしたが有意義な時間を過ごすことができました。
・ 堀川航洋
匿名性をもったシングルサインオン方式の提案について発表しました。発表に関しては、スライド作成の際に先生にフォローを頂いたため、無事に発表を終えられたと感じています。他の方の発表は難しいものが多くありましたが、研究の過程で学んだことに関するものもあったので参考になる部分もありました。
・佐藤達彦
オートマトンや数理モデルに関する研究が多い印象を受けました。特に印象に残った、または理解できた発表として、回文の圧縮を利用して訪れたウェブページの道筋の中の冗長な部分を排除し、最適な経路を算出するというものがありました。これは研究内容そのものよりも、オートマトン等の研究がどのようにして現実問題に応用されるかが示されたものとして、非常に興味がわきました。今回の研究会は数理に関するものが主体で、特に理論の話が多かったように感じます。今回の研究会では数理モデル、オートマトンの学習への意欲を生むきっかけとなったと思います。
1、2年生セミナーでの発表の応用として
1,2年生のセミナーでジョルダンの閉曲線定理を発表しました
第24回渦糸物理国内会議が開催され研究発表を行いました。
第24回渦糸物理国内会議(11/28~11/30 あきた芸術村)が秋田県仙北市で開催され、ポスターセッションにおいて以下の研究発表を行いました。
理論物理学研究室
・能藤高広君(田沼グループ・修士2年)が
「グラフェン/絶縁膜/超伝導体接合界面におけるアンドレーエフ反射率の入射角度依存性の検討」
というタイトルで、グラフェン用いた超伝導接合系での角度依存したアンドレーエフ反射率の解析について発表を行いました。
また、理論物理学研究室メンバーの笹山理香さん・幸坂隆磨くん(田沼グループ・4年次)、藤原麻都さん・白戸孝明くん(田沼グループ・3年次)が会議場の設営や受付などをお手伝いしてくれました。
ISTA’16参加報告(山村研究室修士2年 津谷航平)
ISTA’16参加報告
山村研究室修士2年 津谷航平
ISTA’16は9月21日~24日の4日間、インド・ジャイプルのLNMIITで開催されました。「Application of Firefly Algorithm to Uncapacitated Facility Location Problem」という題目で約15分間の発表を行いました。
1日目(9月19日)
秋田空港から羽田、成田を経由してデリーのインディラ・ガンディー国際空港へ渡航しました。18時半に成田空港を出発しデリーに到着したのは現地時間で20日午前0時頃でした。空港は国防上の理由から撮影禁止となっていました。
2日目(9月20日)
空港内で時間を潰し、6時発の飛行機でジャイプル国際空港に向かいました。午前中にホテルにチェックインし、午後からホテル周辺を散策しました。
3日目(9月21日)
この日はLNMIIT(The LNM Institute of Information Technology)に訪問しました。学会の受付を行い、学会に参加する教授方の講演を聴講しました。
4日目(9月22日)
午後のセッションで発表を行いました。英語での発表は大変でとても緊張しましたが、無事に終えることができました。
5〜7日目日目(9月23日〜9月25日)
学会発表を終え、インド・ジャイプルの宮殿やお城などの観光地を巡りました。インドでは主にリキシャーと呼ばれる三輪タクシーに乗り街中を移動します。目的地と違う場所に向かったり、車が故障したのか修理するために止まったり等、たくさんのトラブルも含めてジャイプル観光を楽しむことができました。
8日目(9月26日)
デリーを出発し、成田空港と羽田空港を経由して秋田に帰りました。
【感想】
学会では主にアルゴリズムやメタヒューリスティクスの分野を中心に聴講し、どの研究も興味深いものでした。海外での発表は初めてで、英語でのプレゼンテーションは困難でしたが非常に有意義な時間を過ごすことができました。
インド滞在中で印象に残っていることは食事と観光です。いろいろなカレーを食べましたがどのカレーも本当に美味しかったです。観光では世界遺産のジャンタル・マンタルやアンベール城など、日本とは違う文化に触れる貴重な体験をすることができました。
本学会参加にあたり、研究室の先生や友人には多くのご協力をいただきました。本当にありがとうございました。
国際研究集会「The International Symposium on Intelligent Systems Technologies and Applications (ISTA’16) 」で学生が発表を行いました
国際研究集会「The International Symposium on Intelligent Systems Technologies and Applications (ISTA’16) 」(9/21-24, LNMIIT, Jaipur, India)において、津谷航平君(山村研究室・修士2年)が研究発表を行いました。
津谷君は、「Application of Firefly Algorithm to Uncapacitated Facility Location Problem」
というタイトルで群知能の一つであるFireflyアルゴリズムを最適化問題である施設配置問題に応用する研究について発表しました。
群知能は活発に研究されている人工知能のテーマの一つです。津谷君は、ホタルの発光現象に基づくアルゴリズムに局所的探索手法を適用した際に、最適解が求まる確率と、得られた解と最適解との近さに及ぼす影響について計算機実験を行い、その成果を発表しました。