研究集会「Mini Workshop 2017 on Algebraic Systems and Theoretical Computer Science」(2/23、京都産業大学)で学生が発表を行いました

2月23日に、京都産業大学で開催されたMini Workshop 2017 on Algebraic Systems and Theoretical Computer Scienceにおいて、
「Application of Firefly Algorithm to Uncapacitated Facility Location Problem」、
「Proposal of Anonymous Single Sign-on using Attribute-based Signature」、
「Basics of Neural Networks」
という題目で、山村-Fazekas 研究室の津谷君、堀川君、佐藤君がそれぞれ15分間の発表を行いました。

【感想】
・津谷航平、堀川航洋
英語の発表も3度目となりましたが、自身の英語力のなさを改めて実感する発表となりました。その場で話す文章を考えることは難しいので原稿に頼らなければいけなかったり、質問に対する返答がうまくできなかったりと、更なる言語学習の必要性を感じました。また、他の参加者の発表では、暗号理論に関わるものなど興味を惹かれるものが多くありました。
京都産業大学には散策できるような場所も多くありました。特に気になったのは神山天文台でしたが、休業中だったため利用できませんでした。普段は荒木望遠鏡を使って月やアルビレオを見ることができるようです。キャンパスが広大なため、見ることが叶わなかった部分もあったので、また改めて訪れてみたいと思います。

・佐藤達彦
今回の研究会は主にオートマトンや立方体、数理モデル等の数学に関する発表を主体とした研究会でした。その中で、自身の研究としてそのような数理モデルを利用した機械学習の一つであるニューラルネットワークについて、その仕組みと実際の学習について英語で発表させていただきました。発表会に出席された方の分野と若干のずれがあったことと、英語での発表に不慣れであったことから、反省すべき点が多くみつかりました。ここでの経験を次回の学会に反映させたいと考えています。研究会ではスライドとスピーチの両方が英語で行われていたこともあり、余り十分な理解をすることができませんでした。前日の発表会ですでに説明を受けていたPalindrome compressedに関する発表等は少しばかり理解することができましたが、理論的な話に関してはおおよその概形をつかむことも難しく感じられました。英語の学習、および数理分野への理解を深める事の必要性を、今回の研究会からは感じました。これらの事をこれからの学習へと活かして行きたいと考えています。