学部授業科目
カリキュラムの概略
数理科学コースでは、数理科学の基礎と応用を学びます。数理科学の幅広い分野を網羅しており、数学(代数学、幾何学、解析学、離散数学)、理論物理学(量子力学、統計力学など)、計算機科学(計算論、情報セキュリティなど)を体系的に学ぶことができます。
- 数学の伝統的な3分野(代数学、幾何学、解析学)に加え、理論物理学、計算機科学(= コンピュータサイエンス)を含む数理科学を体系的に学べます。
- 3 年次、4 年次のセミナーでは、少人数教育を実践します。学生と教員の距離が近く、アットホームな雰囲気の中で学習することができます。
- 外国人教員が英語で行う専門科目もあります。
- 数理科学実験、3年次セミナー、研究プロポーザル、卒業課題研究などを通じて、自分で考えて学ぶ、という経験を十分に積むことができます。
カリキュラムツリー
数理の学生が履修できる主な科目です。(カリキュラムツリーpdfファイル)
履修モデル
標準的な履修科目です。(履修モデルpdfファイル)
カリキュラム(2018年以前入学生)
1年次 | 2年次 | 3年次 | 4年次 | |
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基礎教育科目
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●基礎数学Ⅰ ●基礎数学Ⅱ ●基礎数学Ⅲ ●基礎数学Ⅳ ●基礎物理学Ⅰ ●基礎物理学実験 ●情報処理の技法 ◎基礎化学Ⅰ |
●基礎数学Ⅴ ●基礎物理学Ⅱ ◎基礎物理学Ⅲ |
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数理科学コース専門科目
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◎集合と論理 | ●代数学Ⅰ ●幾何学Ⅰ ●解析学Ⅰ ●数学演習Ⅰ ●数学演習Ⅱ ●電磁気学 ●解析力学 ◎物理数学 ◎代数学Ⅱ ◎解析学Ⅱ |
●量子力学演習 ●数理科学実験 ◎代数学Ⅲ ◎幾何学Ⅱ ◎幾何学Ⅲ ◎解析学Ⅲ ◎積分論 ◎量子力学Ⅱ ◎熱統計力学 ◎数学セミナー ◎計算機科学セミナー ◎理論物理学セミナー |
●外国文献購読 ●研究プロポーザル ●卒業課題研究 ◎量子数理物理学概論 |
コース共通科目
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●プログラミング実習Ⅰ | ●プログラミング実習Ⅱ ◎離散数学Ⅰ ◎離散数学Ⅱ ◎計算論Ⅰ ○プログラミング実習Ⅲ ○データ構造とアルゴリズムⅠ ○データ構造とアルゴリズムⅡ ○システムプログラム |
●量子力学Ⅰ ◎物性物理学 ◎複素解析 ◎微分方程式 ◎計算論Ⅱ ◎情報セキュリティ ○プログラミング実習Ⅳ ○データベース基礎 ○数理計画法 ○数値計算 ○ソフトウェア工学 |
○情報ネットワーク学 ○情報通信とネットワーク基礎 ○情報理論と符号理論Ⅰ ○情報理論と符号理論Ⅱ |
学部共通科目
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○テクノキャリアゼミ ○科学英語Ⅰ |
○インターンシップⅠ ○科学英語Ⅱ |
◎TOEIC演習 | |
◎確率統計 ◎テクニカルコミュニケーション ○インターンシップⅡ ○科学英語Ⅲ |
○応用物理概論 ○科学英語Ⅳ |
●必修科目 ◎選択必修科目 ○選択科目
カリキュラムの特徴
- 数理科学コースでは離散系数学,連続系数学,理論物理学などの数理科学分野の学習をつうじて,数学的・物理学的な視点からものごとを捉えて考える思考力と,そこから生み出される発想を研究や開発に結びつける構成力をもった人材の育成を目指します。
- 初年次では,数理科学の各分野の専門科目を学習する上で必要となる基礎を学び,これらの学問分野が理工学全般で果たす役割についての理解を深めます。また,情報処理に関する基礎的な技術を身につけます。
- 2年次では,数理科学の各分野における基本的な考え方を学び,論理的に考え話す習慣を身につけます。双方向教育による実習科目において,説明する技術,資料を調査する技術,書く技術を学ぶことができます。
- 3年次では,数学構造を厳密に取り扱う方法や論法,量子論的な力学の学習や物質構造・物理現象の模型(物理模型)の解析法や解釈,情報通信技術の理論的基礎などの学習を通じて数理科学の各分野における専門知識を深めます。
- 4年次では,主に研究プロポーザルや卒業課題研究などにおいて専門性の高い項目を学びながら各分野における独自の手法や考え方に習熟し,これまでに身につけた専門知識を応用する力を涵養します。